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JUNmamaの気ままーな日記

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by junmama96
一日の中でなにかを見つけてなにかを感じるってすごく大事なことだよね。
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心のリハビリ。
2006年 11月 25日 |
私がカメラを手にしようと思う、ということは、
心が前向きだということ。

長いこと、置きっぱなしになっていたE-100RSを手にして、
出かけようと言うおっとうの言葉に、長瀞へ向かった。

実家の父が口うるさく(笑)いつも呟いていた言葉がある。
仏教の教えから抜粋したものだ。

「憎い人がいたならば、自らがまずその人を許しなさい。
すればその人も自分を許し、やがて世界に平和が訪れよう。」

普段の人間関係に置き換えるとしたら、非常に解りづらく、実際にやれと言われたら難しいことだ。

(多大な借金を抱える義父の暴力暴言に家族が壊れかけ、警察、役所のお世話にまでなったこの数週間。)

カメラを持ち、自然の美しさにレンズを向ける。
心が洗われる。
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横に、愛するおっとう、愛する娘たちが笑っている。
おっとう、娘たちもまた私を愛してくれている。
心は通じ合える。

張りつめた冷たい空気の中で、葉が色づいている。

宝登山神社にて、ライトアップされた紅葉。
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うれしそうにお参りをするこの二人の笑顔を守ろう。
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長瀞の岩畳のライトアップ。
小さな町の商工会の人たちが火をおこし、そこに集まる人たち。
皆温かい。
手打ちうどんや、茸汁をすすりながら、
白い吐息の中、幻想的な紅葉を見つめる。
レンズを向ける。
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黙って言葉なく茸汁を持つ知的障害者の義兄も私たちが守っていかなければ。

余談になるが、
「おねーさん、それだけ写真が好きなら、カメラもう少し良いのに変えた方がいいよ!(笑)三脚もね!」
と数人から声をかけられた。
何故、私が写真が好きだとわかったんだろう?
友達のように色々教えてもらった。
皆、D70、D80、EOSなど、レンズがチューリップみたいになっている(笑)すごいカメラを使っていた。
「ふふ、でも私このカメラすごく気に入っていて、私の宝物なんですよ。」
と言うと、プロのカメラマンっぽい一人の男性が煙草を吹かしながら言った。
「確かにカメラやレンズも大事だけど、一番大切なのは、今あなたの娘さんが写真を撮っているでしょう(おっとうの軽いカメラ)。ああ言う風にパッと持ってこれを撮ろうと思った直感。見た光景をそのまま子供のように感じる感性みたいなもんが写真には必要なんだよね。」

凍るような空気、でもそこにいる人たちは皆自然を愛し、温かい。
ここにまた来れて良かった。
おっとうが隣に、そしてその向こうに娘たちがはしゃいでいる姿を見れて良かった。

そんな当たり前のことを自然が教えてくれている。

PS:コメントの返事あと一日、待っていてください。
by junmama96 | 2006-11-25 00:00 | 自然 |
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