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JUNmamaの気ままーな日記

junmama.exblog.jp
by junmama96
一日の中でなにかを見つけてなにかを感じるってすごく大事なことだよね。
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2004年 08月 15日 |
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2004/8/8〜8/10
今年で4回目になる山旅行から帰ってきた。
爽快な山の朝、何もないのに最高に贅沢な時間を過ごし、
夕暮れ時には雷雨を眺め、夜には山菜と酒。
子供たちとカブト虫やくわがたを捕まえに出る。
毎年変わらぬ風景。
示し合わせたわけでもないのに、覚えのあるグループと一緒になる。
膝を交えて会話をしたわけでもないのに、自然と笑顔で「一年ぶりですね。」と挨拶をする。
その中で、去年私たちのグループと肩を組んで山の歌を歌い、夜が更けるまで過ごしたグループの大学の教授に再会した。
去年のガッシリと力強いイメージとはかけ離れた痩せ方に驚き、思わず声をかける。
「去年山の歌を一緒に歌った○○大学の○○グループの者です。どこかお体を壊されましたか?あまりにお痩せになられたのでびっくりしました。」
聞くまでもなかった。
あっけらかんと末期のすい臓ガンになってしまったと、肩からかけたポシェットには管を通して吸い上げている肝臓からの液が入っているんだと見せて笑う教授。
夕立ちが去ったばかりで腰の重い大学院生数人の背中を叩き、沢まで散歩しに行こうと元気に声をかける。
その教授は私にこう言った。
「命と向き合う時期はもう過ぎました。もっと向き合いたいものがあるんですよ。」
「この山の風景とそこに集まる人が好きでねぇ。」
「みちくさ食うのが一番好きなんです。女房と二人でゆっくりみちくさ食いながら帰ります。」

何気ない出会いが時にとても心に響く出会いとなり、忘れられない言葉を残すことってある。
そしてずっと心のどこかにその人がいるようになることってある。

今年、その教授は宿の前、私の横で優しく微笑んだ。

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4回の山旅行の中で、心に残る出会いも別れも皆、まわりの自然は変わらずに見つめている。
人間も動物も変わっていくのに、この花は、この木は、この山の風景は、ちっとも変わらない。

教授のみちくさがずっと続き、また再びここで会いたいと、心から願う。

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<おまけ>
実家に戻って、海に出かけた。
海で泳いではしゃぐ娘と甥っ子たちを少し離れた海の家のサマーベッドから眺める。
アイスコーヒーを飲みながら、両脇の男性たちにナンパでもされるかな、と思ったが、見向きもされなかった。(爆)
携帯電話で言うなら「圏外」だったのかっ!(笑)
冗談です、冗談。(^▽^;;
# by junmama96 | 2004-08-15 13:37 | |
2004年 08月 04日 |
高田三郎作曲、相浦清子作詞の女声合唱曲 「泉」

そこから ながい旅ははじまる
そのひとしずくは ひそかなふところに 
わかれを つげて

そこから 無垢のよいものが湧き出ている
その岩の影から

おかえり おかえり おかえり
あの母の ふところに

あそこに 無垢のよいものが湧き出ている
あの岩の影に
大地の深みから

(中略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私はこの合唱曲に特別な思い入れがある。
多分一生忘れる事が出来ない。
高校3年生の時、
学校行事であった合唱コンクールの選曲をしていた時に偶然聞いたこの曲、
清らかな女声だけで「水の一生」を天に向かって歌い上げたような旋律、
これを高校生活最後の曲としてクラスで選び、そのあまりの清らかさに指揮をしながら涙が止まらなくなった。
全てのものに命を与え、この地球の源となる水、そのふところになる大地。
湧き出た無垢のよいものはやがて川になり、大海原に出る。
そして汚れ、疲れ果て、再び大地のふところにかえってゆく。

今、それを心から感じることができるのは、毎年夏になると職場でゆく山。
今年で4回目になる。
まだ、娘たちの体力を考えると登攀は出来ないが、いつも心の奥そこに忘れられず、何故か思う度に胸が苦しくなるあの北アルプスの峰々へいつか必ず向かいたいと思う。

今週末から無垢のよいものに出会いに、
心の洗濯をしに、行ってきます。
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# by junmama96 | 2004-08-04 11:18 | |
2004年 08月 02日 |
たまたま数年前に越してきたこの団地。
5階まで階段だし、すきま風ぴゅ〜ぴゅ〜だし、あちこちで老朽化が進んでいて、床はギシギシいうし、昔っぽい古い浴室にはゴキブリもしょっちゅう出る。
ただ、元ここに住んでいた家主さんが2つあったダイニングと和室をひとつにぶち抜いた12畳のリビングだけが魅力的でここを選んだ。
こうしてHPの管理をしていて、BBSや朝ごはん日記等に貼付けられる素敵なキッチン、リビング、お庭をうらやましいなぁ、と思い、チラシに載っている売り家やマンションの間取りなどを見たりしている。(間取りを見るのは元々好きなのだ♪)
対面式のキッチンなんてお客さまがきたときにおしゃべりしながら料理できるんだよなぁ、とか。
以前の一戸建てに住んでいた時はお風呂も自動だったし、きれいでいつでも入っていたかったなぁ、とか。
憧れてみれば尽きはしない。

けれど、
学童から帰ってきて、リュックを放り投げて、友達とすぐ階下の公園の緑の中へ走って行く娘を上から眺めていると、
「悪くないかな。(^-^)」
と思う。
空や雲が近いし、部屋を通り抜ける風も気持ちいい。
毎日登り降りする階段のお陰で娘たちも足腰が丈夫だ。(笑)
小学校は目の前、私の職場もその向こう1、2分。
中学校は5分。

「幸せ」「いいこと」って探してみると結構あるもんだよね。
今ある環境_b0003287_17452841.jpg



途中でどうしても「こうじゃない」と納得出来なくてやめてしまう作品。
娘たちのこころをあたたかく表現するのはとても難しい。

少し時間を空けて、もう一度遠くから徐々に近付いていくと、
新しい発想が湧いたりする。
その繰り返し。

それでもいいかな、とも思う。
「Haとaiのおうち」だから。
今ある環境_b0003287_17481196.jpg

2004年 07月 31日 |
一日中ゴ〜ロゴロ・・・
朝からひっどい頭痛に襲われて、婆さん愛猫の花子と一緒に一日中ゴロゴロしていた。
持病の頭痛は母親からもらったもの。
気圧の変化でなりやすいと言うけれど本当かな?
結婚前、3000m級の高山に登っていた時だって、高山病にはほとんどなったことなんかなかったけれど。

夕方からかなり元気になって来たので、夏の恒例行事の「花子の衣替え」(笑)をやってあげた。
猫を飼っている人ならよーくご存知のハズ。
家中毛だらけ!毛が抜ける時期ですよね。
ベランダにクシを持って見せるだけで花子は喜んで飛んでくる。
ブラッシングすること1時間。抜ける抜ける!!
野球ボール2個分程の玉が出来上がりました。
やり過ぎてハゲが出来た(爆)ところがあったけど、ひとまわり小さくなった花子は気持ち良さそう〜。(^-^)

具合の悪い私にHaが上手に三角おにぎりを握ってくれた。
嬉しくてカメラにおさめたのに、何故かスマートメディアをフォーマットかけてしまう大ボケ。

今日はダメだな。。

塩の固まりを食べているようなおにぎりだったけれど(笑)うれしくて涙がチョチョ切れそう(死語)だった。
花子と一緒に_b0003287_18493256.jpg

2004年 07月 30日 |
以前からお友達に手作り石鹸をプレゼントしてもらったりして、手作りの石鹸に興味があったが、苛性ソーダが恐かった・・・(笑)
2年くらい手荒れがひどく、水泡のできるアレルギー性湿疹に悩んでいたある日、
山の小さな村のうどん屋さんでてんぷらに使った廃油を使って村の小学生が作ったという廃油石鹸をギウニウパック1本分頂いてきた。
まだ柔らかかった石鹸は天ぷらのかおりが強かったけど、熟成するにつれて普通の石鹸のにおいに変化。
半年使って、私の手はツルツルに治ってしまった!これにはビックリ!!
廃油という公害の元になるものがひとつ手を加えただけで、一石何鳥にもなる魔法の石鹸。合成洗剤と違って無害のまま排出されていくそうだ。
油汚れもそれはそれはきれいに落ちてスッキリ。
いつかは絶対作るんだ、とJUN焼豚を教えてくれた肉屋のおっちゃんからラードを一斗缶も(爆)もらって、通常のレシピの10倍で作った(←無謀過ぎ)初めての廃油石鹸。
丁寧に濾してないのでツブツブが残っているし、温度や配合など適当だったかもしれないけど、一応形になってきた♪

3週間経って、かけらを使ってみたけど、やっぱりよく落ちる!!(感動)

あと1ヶ月くらい熟成させたらショップのおまけに皆さんに配ろうと思っています。だってギウニウパック10本以上作ってしまったんでございますのよ。(笑)
廃油石鹸_b0003287_13131064.jpg


今日の雲。
ゾウさんがお昼寝しているみたい。
鼻が少し短いか。。
今年の夏は猛暑だけれど、猛暑も猛暑でまた良い。
青い空、入道雲が恋しい、まだ台風が行かない今日。
廃油石鹸_b0003287_13152061.jpg

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