ココロ、成長して。お別れ。
2007年 04月 20日
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好きな人との別れはつらい。
慣れ親しんだものとの別れもつらい。
正月、近所の小さな子猫が凍死した。
他の子猫たちを救おうと保護した。
汚い猫達だった。
生きてくのに必死だった猫達。
体がかゆくてかゆくて、ひと時も落ち着いて寝ていられなかった。
目ヤニで目が開かなかった。
おっとう「おまえたち、ブスだなー・・・」
私「せっかくのぞたんが救ってくれた命、
きれいになったら里親探してやるからねー」
汚いうちから里親募集の掲示板書込みを職場でするも
数ヶ月食いつきなし。
薬を塗って、ノミやダニを駆除し、栄養のあるものを与え、
家族みんなの手で包んだ。
おっとう「こうなった以上、責任とって家で飼うか?」
半ばあきらめ半分だったある日、片方の猫がほしいとメールがきた。
毛並みもきれいになって、お目目パッチリで可愛くなったね。
おまえみたいに穏やかで人なつこい猫ならきっと死ぬまで可愛がってもらえるだろーよ。(;_;)
おまえの兄ちゃんのモクも、一緒に助かったユメも寂しくなるなー
ずっとペロペロして、じゃれて、仲良しだったもん。
真冬の大雨が降った日、外の湯たんぽが入った簡易風よけダンボールが浸水して、震えながら「家に入れてほちいよー」と窓の外びしょぬれで鳴いていたおまえの顔を思い出すと母ちゃんも寂しいよ。
あの日、おっとうが「玄関に大きな柵を買って来よう!!それしかない!!このままじゃ死んでしまう!!」と言って買いに行ったんだった。
おまえ達は娘達の置いた傘の中で震えながら待っていたね。
よく生きれたね。頑張ったもんね。共に必死だったもんね。
「ココロ・・」
「ココロ・・」
名前を呼び、なでなですると、もっと撫でてほしくてどんどん頭を上げて、
しまいには前足からジャーンプするよね。
向こうの飼い主のところへ行ってもその芸やってごらんよ。
きっと可愛がってもらえるよ。
そう自分に何度も言い聞かせている今日。・・・・(;_;)
お別れは明日。
私が決めた。
「ココロ、今よりもっとシアワセにな〜れ!」
by junmama96
| 2007-04-20 00:00
| 猫たち。
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